北大東島のコンビニ事情～北大東のスーパーやJAと商店が大活躍？買い物には基本困らない！

沖縄本島から東に約360km離れた場所にある北大東島ですが、実はコンビニが存在しません。島の人々の生活を支える重要な役割を、地域のスーパーや個人商店が担っています。

観光や仕事で北大東島に来た人々にとってもなくてはならない存在となっています。北大東島のスーパーや商店の事情に焦点を当てて、島の暮らしを支える地域の拠点としての役割について解説していきます。

北大東島の主要な買い物が出来る商店

北大東島にはコンビニはありませんが、地域のスーパーが１つと、個人商店が３つの計４つのお店があります。

JAおきなわ北大東支店

北大東島の「中野区」という地区にある、北大東島で１番大きいスーパーです。

品揃えも豊富で、島民の生活を支えるベースとなるような商店です。

浅沼商店（あさぬましょうてん）

北大東島の「港区」という地区にある、個人商店です。

入港日には生鮮食品（野菜や乳製品など）やパンなどが並びます。お酒の種類が豊富です。

宮城行枝商店（みやぎゆきえしょうてん）

北大東島の「南区」という地区にある、個人商店です。

浅沼商店と同様に、入港日には生鮮食品（野菜や乳製品など）やパンなどが並びます。

名嘉商店（なかしょうてん）

北大東島の「中野区」という地区にある、個人商店です。

釣具や釣りエサの取り揃えが豊富で、釣りをしたい方にはオススメの商店です。

地域住民にとっての商店の重要性

４つのお店を紹介しましたが、各商店は沖縄本島から出航する船で、全ての商品の仕入れを行っています。商品の中には、コンビニには置いていないような日用雑貨の取り扱いもあります。

台風で商品の購入が出来ない品薄に

台風の時期になると、その影響で海が荒れるので船の出航が延期になることもしばしば。そうなると島の各商店には食料品や一般雑貨なども入らなくなります。

このような状況下では、北大東島の地域住民は島内の商店が提供する商品に頼ることになります。商店側も、限られた在庫を最大限に活用し、地域の需要に応えようと努力しますが、一時的に品薄状態に陥ることも少なくありません。

コンビニがない地域住民には商店は大事

海が荒れて船が入らないという状況は、長いと１ヶ月近く続くこともあります。コンビニがない地域住民にとって商店は生活の安定には欠かせない存在です。

台風シーズンやその他の天候の影響が及ぶ可能性がある時に備え、地域の商店が果たす役割は非常に重要です。商店が地域の生活を支え、安心して生活できる環境を提供することは、島の地域住民にとって不可欠な要素です。

観光客や仕事で来島した人々には商店が重要

観光や仕事で北大東島を訪れた人々にとっても、島の商店は重要な存在です。コンビニが無いため、島内での食料や日用品の調達をするために、商店がそのニーズを満たす唯一の選択肢となります。

通常は必要な物は商店でも十分買う事が出来ます

北大東島は豊かな自然に囲まれているため、観光も海や自然を相手にするアクティビティが盛んです。夏場は特に気温が高くなるため、移動途中や休憩に商店に立ち寄って飲み物やアイスなどを購入したいお客さんもいます。

特産品やお土産は商店でも購入する事が出来る

お店によっては特産品なども販売していますので、お土産を購入することもできます。お仕事で島を訪れた人々にとっても商店は重要な存在です。仕事では長期滞在するケースもあり、島内での生活必需品や食料品、お酒等を購入したい方も多くいらっしゃいます。

仕事中の息抜きやスムーズな滞在のためにも商店は大切な存在となっています。

北大東島のコンビニの役目は商店が担っていた

コンビニのように２４時間営業ではないものの、コンビニと同じような役割を担っている北大東の商店。決済方法も沖縄本島や規模の大きい観光地の離島のように、キャッシュレス決済はまだまだ普及していません。

それでも、島民や来島者にとっては欠かせない存在となっています。コンビニはありませんが、北大東では商店などで気軽に商品を購入する事が可能です。

観光旅行や仕事で来る場合は必要最低限の物は買ってから来るのがおすすめです！